ビジネス・社会・政治問題関係は見るのも聞くのも考えるのも話すのも大の苦手ですが、今回はふと気になったことを、そういう関係の話になってしまいかねないと覚悟の上で、不快感、嫌悪感と恐怖に打ち震えながら敢えて書いてみます。
体調の関係で原則外出を控えている中、やむおえない事情で2月半ぶりに電車に乗って都心に出ました。ニュースでは海外からの観光客が押し寄せているそうですが、所用のエリアは観光とは無縁なので外国人の姿はあまり見当たりません。ただ、駅や電車の中で気になったのが、駅名標の表示です。
「外国語」表示として、ローマ字と中国簡体字とハングルが大きく記されています。ハングルは知らないのでわかりませんが、簡体字はどうやら発音ではなくて日本の漢字と同じ意味を示す簡体字のようです。簡体字の発音は、おそらく日本語駅名の発音とは全く違うものになっていると思われます。
駅名標の目的は、その駅が何という駅であるかを示すものであって、駅名の意味を知るものではありません。アナウンス初め日本語会話での発音と駅名標で認識する情報(発音)が一致しなければ、駅名標の意味がありません。こんなん、同じ意味の字でも読み方違うたら意味あれへんやん……
逆に発音がほぼ同じでもとんでもない意味の当て字がされたら、これまた誤解を招きかねないだろうと。
その点、ローマ字表記は難しい読み方の漢字表記駅名でも、アルファベットが読める人ならどこの国の人でもその駅名の発音を、完璧とは言えずともほぼ実用に支障が無いくらいには知ることができるはずです。だから、駅名標の外国語表示としてはローマ字表記があれば十分なはずなのに、それに加えてなぜ、簡体字とハングル、その2つのみが記されているのだろう、ととても不思議に思いました。
もちろん駅名標以外の、案内表示や注意事項などは外国人向けに英語はじめ利用者が多い言語での翻訳文があるのが良いのは当然ですが、駅名標に関しては、それは違うやろ?としか……
駅名の発音を知るなら、ほぼどんな国の人でもおそらく初等義務教育レベルの教育を受けている人ならローマ字表記で大抵なんとか事足りるはずです。なのにわざわざ駅名標に、簡体字とハングルの2ヶ国語表記だけがでかでかと記されているのは、捉え方によっては、中国人と韓国人の大半は、他国の普通一般人のようにアルファベットを読める教育水準ではない、と言っているようなもので、ずいぶん失礼な話のように思います。
プライドの高そうな中国人韓国人がなぜ言いがかりをつけてこないのだろうと思いますが、実際のところ彼らはどう思っているのでしょう?
ひょっとして、まずそんなことはないでしょうが、かつての植民地などで支配者層が、標識その他に自分達の言語での表記をさせていたのと同じような感覚で駅名標の簡体字やハングルを見て悦に入っているなんてこともあるのだろうか、などとも思ってしまいます。知らんけど……
追記;
公共空間サインのデザイナーの方から、そのむかし日本の公共交通機関の案内標には国際的観点?から外国語表示があるべきだと騒ぎ立てた声の大きな議員政治家センセイ達の主導でそういう法律、規則が出来たためだ、という話をききました。
だったらなぜ簡体字とハングルだけなのかと聞いたら、それはわからないけれど政治的なこととかじゃない?知らんけど、ということでした。
ちなみに、彼は、駅名標の外国語表示はローマ字表記だけで充分、簡体字やハングル表記がでかでかと表示されているのは煩雑で見にくく美しくないし、トータルとして認識効率を下げるだけなので好ましくない、とここだけの話だからね、個人的感想だからね、と何度も念を押しながら話してくれました。関わりたくない難儀な話のように思います。
体調管理;
朝食控え頻尿下痢抑え約4時間の遠距離外出帰宅後だるさと疲れ吐き気、血圧低下90、不正脈、立ちくらみ。少しずつ慣らすべき。