蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

輪行サイクリングで三浦半島、城ヶ島に行ってきました。へろへろになりました

このところ冷たい雨が続く中、日曜日は薄曇りで晴れ間が覗くというので、せっかく輪行袋を買ったことだし、三浦半島輪行サイクリングに行ってきました。

ルート(計画)です。

半分覚悟はしていましたが、予想以上にへろへろになりました。


<<<<<<<<<<

6:30 出発。走りだそうとしたら、6角ボルトで固定したはずのシートピンがしっかり効いていない事が発覚。慌ててオリジナルのクイックシートピンを探し出して交換。これで約10分のロス。

7:09 駅のエレベーター脇で急いで輪行袋に梱包して予定の電車に滑り込みセーフ。

8:55 三浦海岸駅着 コンビニでサンドイッチとお茶購入。アプリのポイントカードが出せず店員さんに迷惑をかける。他にお客さんがいなかったのが救い。

三浦海岸。大潮で12時干潮なので浜が広い。日曜日とあって人も車もめっちゃぎょうさんいたはりました。

蛭田の鼻狙撃用洞窟陣地。

これ、セメント吹き付け崩落防止擁壁とちゃいます。こういう地質。

スポーツカーやバイク、トライクの集団がぎょうさん行き交います。ロードバイクサイクリストも沢山。何故かソロが多い。

分岐点に気が付かず目標地をショートカットする幹線路の峠を越え次の登り坂途中のトンネルで気づいて呆然としながらUターン。剱崎灯台への最短ルートを探して広大なキャベツ畑の迷路のような細くて坂の多い農道を何度も迷いながら辿る。

農道入り口の庚申塚。

剱崎灯台。ここにもハイカー?観光客?がぎょうさんいたはりました。タクシーで乗りつけた人達もいてた。

一旦幹線道路まで引き返し、剱崎砲台跡ほかへの最短ルートを探して再度広大なキャベツ畑の迷路のような細くて坂の多い農道を何度も迷いながら辿る。

剱崎砲台跡。作業中の農家の方だけで観光客?は人っ子ひとりおらず。サークルの中は無造作に廃棄農作物などのゴミが。

剱崎第二砲台跡。

大浦探照灯用格納庫。最初わからなくて通り過ぎた。

途中にあったお地蔵様?の礼拝所。綺麗に祀られて大事にされている。

礼拝所脇に馬頭観世音があった。

幹線道路まで引き返す。予定より約1時間半の遅れ。

道沿いの斜面にマサキが目立つ。栽培出荷しているのだろうか?

峠を降りて漁港沿いの道からふと見上げると、高い擁壁にカモメが飛んでいた。

毘沙門漁港から盗人狩へ海岸を歩いて往復。足元がふらついて困った。ちょうど大潮の干潮。ぎょうさんのひとが歩いたはりました。

崖からグケャッ、グケャッ、グケャッ、という変な鳴き声が聞こえてきて、双眼鏡で覗いていたグループの人たちに聞くと台湾リスとのこと。野生で繁殖しているらしい。

予定のルートに戻って結構急な坂道を登る。

イベントでもあるのかバイク(チョッパーが多い)、トライク、スポーツカーの集団が自転車を押す蕗狩軽便図画工作部シュレマル工房の脇を追い越し、峠の上の公園駐車場に次々と集結。めっちゃ賑やか。高齢者比率高し。写真撮るの忘れた。

八景原。

海側は笹藪が続き何も見えない。

供養塔。さっきの説明板に書かれていたもの。台座に「大正13年7月再建 向ヶ崎字入念佛講中」とあり。供養塔の周りだけ笹が刈り払われていて海が見える。

またルートを間違え急坂道を下りきった三浦港で気づいて引き返し。自転車を押して坂を登り城ヶ島大橋を渡る。

渡りきったところにある銅像

城ヶ島公園ゲートと管理棟。右奥に単管パイプ造りの駐輪場がある。駐車場料金所のおじさんが場所を教えてくれた。

海の見える芝生広場。ひとがぎょうさんいたはりました。外国人多し。

城ヶ島の公募デザインの安房灯台。ここにもぎょうさんひとがいたはりました。

岬の下に降りると毘沙門浜と似ている。あちらの方が凄い景色。もちろんここにも観光客や釣り人がぎょうさんいたはりました。

水たまりにオタマジャクシ? 水を舐めてみたら淡水。なぜ?

岬の崖下にいく筋も水が染み出して陽光に光っていた。これが水溜まりをつくっているらしい。海が荒れると海水が入りそうだけれど大丈夫なのかな?

房総半島が見える。ぴょこんと高いのは鋸山。

園地樹木剪定作業中の方たちから「この辺りの海岸の断崖(入江?)はグリーンキャニオンって言われているんだと」という雑談が聞こえてきた。笹や雑木でびっしり覆われていて岩が見えないからだと。

体力が限界。城ヶ島ハイキングコースと馬の背洞門、城ヶ島灯台はパス。

城ヶ島から三崎口へ向かう幹線道路はひたすら上り坂。もう集中力がなく交差点で方向が分からなくて何度も地図を確認。

途中「小網代の森」という入江緑地の上端が道沿いに見える。笹藪と常緑低木樹の雑木林。

三浦海岸へのY字分技を過ぎると三崎口駅への下り坂。

城ヶ島や油壺への玄関口のターミナル駅なのでみのがすことはない……はず。

観光案内所で三浦半島の各種ガイドマップやパンフレットを頂いた。

15:10 三崎口駅発特急に乗車。

京急特急のロマンスシート?は折り返し運転時に座席を回転させて向きを変えるのではなくて背もたれをパタンと反対側に倒して方向を変えるのだと初めて知った。リンク機構をうまく使って枕の部分がほぼ垂直に保たれるようになっている。

17:30 帰宅。

力尽きた。

>>>>>>>>>>

 

追記;

情け無いほどへろへろになってショックが大きかったので、真面目に一人反省会をしました。

原因理由その1;電車乗り換え歩行移動中、自転車が重くてその上とっても担ぎにくかった。

原因理由その2;ルートの分技点を見落として長距離の後戻りをした。

原因理由その3;広大な畑地の中の網の目のような細くて上り下りの多い農道で迷いまくった。

原因理由その4;予想以上に長くて急なアップダウンがたくさんあるルートだった。

原因理由その5(最大の原因理由);高齢者に分類されて久しい上に病み上がりの状態で筋力体力運動能力気力注意力共にアケヘンことに気がついていなかった。

以上です。

ほんとうに坂道を押して歩いている時間が多くてその長かったこと……

原因理由その1の 輪行袋の重さも若けりゃどうってことなかった気がします。

でもまあ、以前乗っていたマウンテンバイクより明らかに重いしカゴがあるので横に嵩張るのは事実です。安かろう重かろう品質良いとは言えなかろうのママチャリスタイルフレームの街乗り用折り畳み自転車で病み上がりの高齢者が輪行しようと思う方が無謀というよりハッキリと間違っているのでした。反省。

実際、中盤の「盗人狩」への海岸歩きではふらついて足元がおぼつかず足を挫かないか冷や冷やもので正直危険でした。最後の三崎口駅は、疲れて注意力がダメになっていたのか駅前の大きなバスターミナルを見落として急な坂道を下ってしまい、また長い坂を自転車を押して登る羽目に。気づかないうちに手拭いを落として無くすというおまけ付きでした。

幹線路に沿った単純なルートを辿って自転車の走りを楽しむサイクリングとは目的が違うのでロスが多いのは覚悟していましたが、ここまでとは思わなかった今回の三浦半島輪行サイクリングでした。

追記その2;

三崎口駅で電動アシスト付きミニサイクルをレンタルしています。自転車を押して長い上り坂を登っている時、何度もすいすいと赤いミニレンタサイクルに乗った集団に追い越されて電動自転車の凄さを思い知らされました。

次回は電動アシスト付きレンタサイクルを借りて家内と一緒にもう一度城ヶ島に来てみたいと思います。

追記その3;

輪行袋に入れて体重計に乗せたらなんと17kgもありました。こんなん病み上がりの高齢者が担ぐもんやあれへんで、アホちゃうんちゃう?ふつう……知らんけど、というやつでした。