X≒Twitter でこんな投稿を見つけました。
親近感しか無い……
ミニマリストなんてオワコン。
— てんまにちゃん🇻🇨٩(๑ᵕᴗᵕ๑)و (@TenmaniChan) 2024年1月28日
これからはマキシマリストの時代。
棚を増やせ!収納効率を無限に上げろ!!!カーテンレールの上は穴場だぞ! https://t.co/C94uoa6lPg pic.twitter.com/fEtFEn621B
引用されているポストの本はこちら。
https://t.co/tKEv2ORAQq
— Kaito (@ak_kaito750) 2024年1月29日
こちらになります!
文章、写真始めその内容はもちろん、これぞミニマリストとでも言うべき意識高い系の高級感漂うお洒落なセンスを標本にしたようなスッキリしたスタイリッシュな編集デザインの本です。
読んで思ったことは……
ミニマリストという生き方をする人たちは、
- むちゃくちゃに記憶力が高い
- ものすごく頭が良い
- (実は)いくらでも時間がある
- (実は)いくらでも使えるお金がある
- 基本、無駄にモノをつくらずコトを行わず、その都度必要とするモノや労力を適切に手に入れ、効率的効果的にスマートにコトを行うのが幸せ
- 自分が死んだらなにも残さず、残すのは思い出だけくらいの意気込み(追記;もちろん自分が行なったことで名?を残せる人、残したい人はたくさんいると思う。そういう人は別)
という、他とは一線を画する高みにいる選ばれた人達、またはその高みを目指す人達なのではと……
対して、蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房始め、冒頭のX≒Twitter投稿記事に強烈な親近感を覚える“マキシマリスト?”の人達の大半は、
- 記憶力が低いので、必要不可欠な外部記憶装置として無駄に大量のモノを大事に溜め込む
- そんなに頭が良くないと自認しているので、無駄にモノに触れて、モノを通して、モノをきっかけにして、無駄に知識を得、考え、アイデアを思いつく
- 時間に制限があると思っているので、いつでも手の届くところにさまざまなモノを無駄に大量に大事にストックする
- お金に制限があると意識しているので、一度手に入れたさまざまなモノはいつかまた何かの機会に何かの役に立つと思って無駄に大事に大量にストックする
- 無駄にモノを集め、無駄にモノを使ってモノをつくり、そして無駄にコトを行うのが幸せ
- 自分が死んだら、自分が集めたモノ、つくったモノは、すべてゴミとして処分して貰うつもり(追記;処分費用を用意できればベスト。他人がそのゴミに価値を見出し利用して利益を上げるのも可。集めたモノ、つくったモノや行なったコトが役に立ってくれれば嬉しいし、それで名?を残せる人、残したい人もたくさんいると思う。そういう人は別)
という感じになるのではと……
ミニマリストから見たらマキシマリスト?というのは、とにかく乞食の引越しみたいにスマートじゃ無くて要領悪くて不細工で不器用でダサくてキタナくて効率悪くて無駄なことばかりやってる頭の悪いみっともない生き方だと思われているだろうなという気がしないでもありません。
しかし、どちらが良いとか優れているとか正しいとかはあまり関係無く、問題にしても誰得にもならない話なので、それぞれ周囲に迷惑を掛けないで生きているのなら、お互いの生き方をそれぞれがそれぞれのやり方でそれぞれ認めてそれぞれお互いにあまり口出ししないのがそれぞれいちばん幸せな気がします。
という話でした。
ということで、自分が死ぬ日に備える“終活”として、自分が残したゴミを処分して貰う遺言と費用は準備しておかないといけないな、と朧げながら考える今日この頃です。