蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

ウォーキングシューズのつま先が当たって親指の爪が大変なことになってしまったので空間を広げる加工をしました

モンベル製のウォーキングシューズ?です。

店頭ではサイズもぴったりでつま先にも余裕があるのを確かめて買ったつもりだったのですが、丸一日散策したら親指の爪がどす黒く内出血。痛くてたまりません。

下り坂で足が靴の中でずれ、つま先が突き当たるのかと考えていろいろ紐の締め方を工夫してみました。

下は最終的に辿り着いた紐の締め方。それぞれの場所で個別に締め具合を調整保持でききます。

これで少しはマシになったのですが、根本的な改善とはいきません。いろいろ検証した結果、靴のサイズ、つま先までの長さは間違い無く余裕があるのですが、私の足の親指が普通より大きいらしく、つま先が安全靴みたいに厚めのゴムで覆われていているこの靴の場合、歩く際に足指が曲がると親指の爪が圧迫されるのが原因らしいことが判明。

そこで蕗狩軽便図画模型工作部はシュレマル工房は考えました。ひょっとして中に木型とか入れてゴム部分を熱したらいくらか形を変えられるんじゃね?と。

使ったのは角材端材と蒲鉾板。てきとーに形を整えつま先があたる部分に内側から差し込んで爪先のゴム部分を押し広げ、ドライヤーのターボでゴムが熱くなるまで保持します。ゴムが柔らかくなってなんとなくいい感じに変形したら濡れた雑巾で一気に冷やして形を固定。


ヒートガンを持っていたらもっと楽にできると思います。実はなかなか温度が上がらないのに業を煮やしてガス台で炙って靴の先の布をちょっと焦がし溶かしてしまいました。

DIYが大好きな良い子のおっさん達は決して真似をしないように……です。

結果は、完全とは言えませんが、ほぼ当たりはなくなりました。ちゃんとした木型を作り、ヒートガンを使って変形させればもっと上手に確実に自分の足に合わせて調整できると思います。

こういう調整、モンベルでもやってくれたら良いのですが、そういうサービスはあるのでしょうか?