ふと思いついて、ネットで検索した画像で比較してみました。
アナログコントロール時代の鉄道模型機関車の動力はシンプルでした。
画像引用元:http://kumakuma555.blog.jp/archives/1075521808.html
ところが現在はこんな感じ。上廻りを外したら、ウェイトを兼ねたダイカストブロックのモーター&ギヤトレインケーシングの上に張り付いた複雑なDCC基盤やスピーカーで隙間なくぎっしり埋まっています。
画像引用元:https://noncky.net/item/o1079461184
クルマでも同じです。下はケンメリスカイラインのエンジンルーム。昔のジープなどはもっとスカスカでボンネットを開けたら素通しで地面が見えていたと記憶しています。
画像引用元:http://blog.q-sharaku.com/?eid=111
こちらは、スカイライン400R 3.0ℓV型6気筒DOHCツインターボだそうです。
画像引用元:https://motor-fan.jp/mf/article/2661/
まあ呆れるくらいぎっしりで、ケンメリのように覗き込んだらエンジンルームの隙間から地面が見えるなんてありえない状態です。
こうなったら素人ユーザーが掃除手入れ、メンテナンスもほぼ不可能。ディーラーや整備工場などプロにお任せするしかありません。
鉄道模型もほぼ同じような状況になってきているように思います。
製品コレクションが主体の楽しみ方ならともかく、模型工作が好きなタイプには製品と並ぶ機能の作品を作るのがいよいよ難しくなりつつある気がします。