DCC(鉄道模型デジタルコマンドコントロール)がなかなか普及しない理由やその魅力が理解されないという話を聞くこと多いように思います。
そんな話を聞いていて、DCCを始めた頃にトミーテック鉄道コレクションのポートラムにデコーダーを組み込んで遊んでいたのを思い出しました。
古い動画の再録です。2009年ですから15年近く前ですね。
スロットル一つで3両を同時に走らせるのはゲームみたいで面白かったです。
使用したコントローラー(コマンドステーション)は下画像の左、フライシュマンPROFI-BOSSですが、右のバックマンEZ-COMMANDでも同じ操作ができます。
DCCのライト点灯機能を使いたくてポートラム各車両の運転席にLEDを仕込んでいます。モノアイの芋虫みたいなのが動き回っている感じが可愛くて楽しかったです。
正統派鉄道模型ファン?から見たらきっと言語道断の所業かもしれませんが、いらんことしいのいちびりな蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房としてはもう大満足の最高のお遊びでした^^;
よく見ると、デコーダーのリード線が硬いので連接の屈曲がもとに戻らず直線でもくの字型になって走ってたりします。
DCCデコーダーって、なんであんなに硬い被覆のリード線を使っているのでしょう?
追記;
このトラムの動力には、なぜか被覆を剥いたDZ123がほぼぴったり収まる枠みたいなモールドがありました。企画段階ではデコーダー搭載を意図していたということなのでしょうか?
追記;
雑誌DCCの解説や記事は、たいていの場合、機材の紹介や選び方や設置方法、操作方法が大半を占めることが多いように思います。
DCCに興味を持って初めて触れる情報がこれだと、DCCは難しそう、複雑で面倒臭そうとか、思ってたんとちゃう!と感じさせてしまいやすいように思えてなりません。
RPG、eスポーツその他各種ビデオゲームの記事の場合、まずはゲームソフトの内容や出来ることの詳細や攻略法などの紹介が最初に取り上げられ、ゲーム機のスペックや設置方法、操作方法の解説は大事だとはいえ、ゲームの紹介の後にそのゲームを楽しむための必要機器、条件などとして解説される構成が多いように感じます。
もちろん、機器そのものの仕組みや技術、操作方法、応用?改造?工作に興味のある人も沢山いるでしょうから、一概にどのような紹介記事が最適かとはいえませんが。
ただ、鉄道模型のDCCに関しては、ちょっと技術、工作寄りに傾く傾向が強いように感じます。もっと純粋エンタテイメント寄りのユーザー向けのビデオゲーム紹介的なアプローチの解説や記事、もちろん機材そのものもですが、が沢山出てくれば良いなと思います。