蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

大阪新世界国際(地下)劇場は「新世界国際ロマンスシアター」だったのかもしれないというお話です

ロマンスカーという愛称は、登場時その時代には珍しく全座席、かつてロマンスシートと呼ばれたボックスシートではない2人掛け座席を備えていたことがその由来だそうです。

東武にも、長野にも、京阪にも! 小田急だけではなかった「ロマンスカー」 - 鉄道コム

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それで思い出しました。

大阪に住んでいた頃、よく天王寺駅から日本橋の電気街(東京の秋葉原みたいなところです)まで天王寺公園を通って歩いていたのですが、新世界(通天閣がある繁華街です)の入り口に新世界国際劇場という映画館がありました。地下は新世界国際地下劇場というポルノ映画専門の映画館になっていました。

前を通りかかる度に、大きく「ロマンスシート完備!」の看板が目について、ありゃいったいどういう意味なんだろうと不思議に思っていましたが、ここで映画を見ることはなかったので正体不明のまま。

ロマンスカーの愛称由来の記事を読んで、やっとイメージが湧きました。個別じゃなくて2人掛けのシートがありますよということだったのですね。地下劇場のほうもロマンスシート完備だったんかな……?

それはともかく、せっかくなのだから、新世界国際劇場は、ロマンスシートのある特別感満載の映画館として「新世界国際ロマンスシアター」とかいう愛称を名乗ってもよかったんじゃないかなどと、今になって思います。

追記;

ふと、新世界国際地下劇場のロマンスシートに仲良く座ったおっさん2人のポルノ映画鑑賞シーンが頭の中に投影されて、ちょっとオエっと……

さらには金曜夕刻?新宿から、不倫カップルやパパ活ママ活カップル満載で箱根に向かうロマンスカーのイメージまで浮かんできて、さすがにそれはちょっと勘弁して…………