昭和30年代の鉄道模型趣味誌から、自作(スクラッチ)記事に掲載された機関車のデザインがとても魅力的に見えたので、引用掲載しました。
出典:TMS1963 川瀬良一「小さなボールドウィン7000形」
出典:TMS特集「たのしい鉄道模型」1964 赤井哲朗「やさしく4-4-0を作る」
現在の模型コンペなどで高評価を得られる精密工芸品のようなスケールモデル作品とは異なる、簡略化されデフォルメされたフリーランスモデルのデザインに惹かれました。
つくりやすさや当時のモーターの大きさ、入手できるパーツなどを考慮したデザインだと思います。
古典機はもともとパイピング始めディテールがシンプルなものが多いとはいえ、バランスの取れたすっきりした印象にまとめるのはよほどのセンスがないと難しそうです。
実物そっくりの超精密なファインスケールモデルの製作とはまた別の方向での凄さがあると感じます。
こういうモデルを自分で設計デザインして自作してみたいなと思います。思うだけですが^^;