蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

紙カップのプラ蓋が顔に見えること。シミュラクラ現象

晦日です。雨です。

コンビニやマクドナルドその他、コーヒーをテイクアウトする時に紙カップに被せてくれるプラ蓋です。

眺めていてふと顔に見えて面白くなり、ここしばらく捨てずにとっていました。

マクドナルドのなど、最初から顔を意識してデザインしたのではと思えるくらいです。他のもじっと見ているといろんな表情の顔がうかびあがってきます。

どんなものでも穴が逆三角形に並んでいると、人間はそれを顔として認識するらしいと言うのを聞いたことがあります。

プラ蓋の場合、輪郭や左右対称飲み口の形なども手伝ってより顔のつくりが見えてきてしまうのでしょう。でも白いやつの、眼に見える飲み口の両側の小さな三角形の模様なども、意図的に入れた模様なのじゃないかと勘ぐりたくなります。

しかし画像下段左のは、はっきりと眼に見える模様がなくてもなんとなく顔に見えるのが面白いです。

追記;

逆三角形の点が顔に見えるのはシミュラクラ現象というそうです。以下、初心者に薦める「シミュラクラ現象」 | 一般財団法人 公園財団 からの引用です。

人間の視覚には、もともと3つの視点が集まった形を顔と認識する本能が備わっています。シミュラクラ現象とは、人間に備わった外敵と察知する防衛本能のことです。珍樹は動物や人間など正面から見た顔の形に見立てることが基本形です。樹木に節や模様など、目やv口となる逆三角形の3点を見つけ、その部分を撮影すればたいてい顔に見えます。