蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

3Dプリントで塗料ボトルキャップオープナーをつくりました

模型用塗料の瓶の蓋がこびりついて開かなくなることはしょっちゅうです。

使い終わって蓋を閉める前に瓶の口と蓋の内側を、溶剤を含ませたウェスやペーパータオルなどで丁寧に拭き取っておけば良いことなのですが、どうしてもその手間を惜しんでしまいます。

で、こびりついて、力任せに開けるほかなくなります。そういうことを見越してか、クレオスからMr.カラー用のキャップオープナーが販売されています。

これで昔のタイプの蓋もタミヤ水性カラーの瓶も開けられるので問題はなさそうですが、付属している瓶本体に被せる透明ブルーのゴム?スリーブを使っても握力が足りないと厳しそうです。

なのでこの際とばかり、3Dプリントでオリジナルのキャップオープナーを作ることにしました。

てきとーに瓶を採寸して滑り止めのゴムの厚さもちょっとだけ気にしながらいい塩梅にホールドできるよう設計作図してプリントアウト。ベルト部分にゴムを貼り付けて出来上がりです。

これとのベルトタイプのオープナーを組み合わせて使い蓋を開けます。

蓋の方にベルトタイプのオープナーを掛けて使ってみました。

こびりついて、キャップオープナー片方だけでは歯が立たなかった蓋も、あまり力がいらず簡単に開けられました。

使い勝手は十分ですが、蓋用にもう一個同じ形のオープナーをつくっておくともっと良さそうです。

追記;

蓋用のオープナーも作りました。ちょっと薄めにして蓋の高さに合わせてあります。片側のハンドルに形状変更パーツを付けてつかみ心地を改善しました。