SFに出てくるロケット、宇宙船のスタイルのお話です

インフルエンザ、コロナとも検査陰性でしたが、心身ともに絶不調で動けないのでネットばかり見ています。

で、たまたま表示されたこのバナーを見て、ふと……

最近の流行りのロケット？宇宙船？の形ってこんな格好なんだと。

昔のSF小説の挿絵や映画のロケットってこんな感じでした。

基本的にはペンシル型や紡錘形、流線型の、その当時から女性的な曲線ながら宇宙の深淵に飛び立つ勇敢な男性のイメージ（ペニス？）を象徴する形状とか言われてたようにも記憶していますが、それが進化して◯◯部分まで形状に取り込んだデザインになっているような……

一時は、宇宙船はこういうロケット形デザインから離れたデザインが百花繚乱で、ちょっと振り返ってみました。

一番先に思いつくのはこれ。

カーゴ型宇宙船という設定が新鮮だったのはこれです。ロマンもへったくれもない実用機械的な宇宙船のデザインが衝撃的でした。

同じくカーゴ型のサンダーバード２号と基本デザインが似ているとは言え、醸し出す雰囲気が全然違います。運用するのが宇宙空間か大気圏内かという違いも大きいのでしょう。

スペース1999イーグルトランスポーター

デザイン的にもカッコいいのはやっぱりこれです。好みです。カッコ良過ぎます。ただ、この映画に出てくる宇宙ステーションへのシャトルは従来のロケット形デザインです。

その後、カーゴ型宇宙船はこういう形に進化。

『エイリアン』ノストロモ号

スターウォーズでロマン方向に回帰して、いろいろけったいな形の宇宙船が登場。その代表がこれ。もちろん従来形ロケット風デザインの宇宙船も健在です。

スター・ウォーズミレニアム・ファルコン

旗艦クラスはやっぱり先が尖ったデザインになっているのが興味深いです。

スター・ウォーズスター・デストロイヤー

アニメの方でも、宇宙戦艦ヤマトほか様々なデザインが登場しますが基本的には従来形ロケット風デザインのバリエーションが多いように思います。

ただ航空母艦的な役割の宇宙船はちょっと別らしくて……と言うのは良いのですが、改めて今冷静にそのデザインを見ると、なんか痛くて見てられないというか……もうちょっと現実的かつスマートなデザインにしてほしかったように……

うん、イタい……痛すぎる……

それはともかく、改めて銀河英雄伝の宇宙船のデザインを見ると、巡洋艦、駆逐艦クラスとして基本、従来のロケット形デザインをアレンジし、デッキ？を船尾に持って来たというのはわかります。

で、↓ は、なかなか洗練されたデザインのように思いますが……

バナーに並んでいるのには、もっと露骨なデザインのも……

結果、まるで◯◯付きディルドーの（以下略……

さて、今後はどんなデザインの宇宙船が登場するのか楽しみです。

蕗狩軽便図画模型工作部日記