蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

15年前から放置していたニッケル水素バッテリーの再充電の話です

15年以上前に買ってちょっと遊んでそのまま仕舞い込んで一度も箱を開けたことのなかった電動ラジコンボートのニッケル水素充電池です。

テスターで測ったらmV単位の表示でした。完全に過放電です。

でもまあダメ元で充電器、と言ってもただの電源アダプターですが、に繋いで充電してみました。説明書に3時間以上繋ぎ放しにすると電池が傷むとあるので、3時間後に電圧を測ったら2.3V。電池は全く発熱していません。再度3時間充電後の電圧は2.7Vでた。

これはダメかもと思いましたが、もう一度充電器に繋いだまま忘れて半日ほど経って気がついて大慌て。全く発熱していませんでしたが、発火の危険もあったわけですし、充電中に目を離すなんてもってのほか。何もなくて良かったです。

とりあえず電圧を確かめたら4.2Vになっていました。試しにモーターを繋いでみたらちゃんと回るので確かに充電はされているようです。

よくわかりませんが、目の届くところにおいて再度充電を続けてみたら今度は電池が温かくなり、約6時間後には電圧が7.1Vとなりました。

どう言う理屈かさっぱりわかりませんし、電池容量がどうなっているのかも不明ですが、とりあえずは電池の機能が不完全ながらも生き返ったと考えて良いのではと思います。一度、短時間ですが放電させたのが良かったのでしょうか。

せっかくなのでどこかでボートを走らせてみようと思います。おそらくはすぐに電圧が低下しそうですが、ひょっとして何度か充放電を繰り返せばある程度機能が戻るかもしれません。