蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

ベッドサイドライトが点かなくなってしまったので修理しました

枕元に置いているナイトランプが点かなくなりました。丸いカバーを押して点けたり消したりできる豆電球の電池式ランプです。

無いと夜中にちょっとした灯りが欲しい時に困るので、なんとかしなければなりません。

セリアやダイソーなどにもある安価なものなので新しいものを買っても良いのですが、今はLEDの白い光が眩しいものばかりなので修理してみることにしました。

分解すると豆電球と電池ボックスをオルタネートプッシュスイッチで結んであるだけの簡単な配線です。このどこかが切れているわけです。テスターで確かめるとプッシュスイッチがおかしいことが判明。

はんだごてで配線を外し分解して接点を掃除して組み立て直しました。夢中で作業していたので分解時の写真を撮るのを忘れました。

オルタネート機構はノック式ボールペンの軸の出し入れのと同じような巧みな機構が使われているのに感激しました。現在使われているボールペンの機構とは異なりますが、昔はこのプッシュスイッチと似た構造で小さなベアリング球が使われていました。こちらはロッドを使っています。この機構を最初に考えた人はすごいと思います。

スイッチが正常に作動通電することを確かめて配線し直して豆電球を取り付けて電池を入れなおしてスイッチを押したら……点きません。

なぜ? 豆電球のフィラメントを透かして見ても切れた様子がないのは確認済みなのに、なぜ?

ソケットにテスターを当てて通電しているのを確認し、初めて豆電球の方がおかしいことに気づきました。テスターで確認したら切れていました。視認ではわかりませんでした。

そこで、どこのご家庭にも大抵は一つや二つストックしているはずの豆電球を、図画模型工作室押し入れのジャンクボックスをひっくり返して見つけ出して取り付けて点灯を確認して無事修理完了!

ランプを組み立て直して点灯させて喜んでいたら、突然消えてしまいました。

また豆電球が切れた?

困ったなと思いながら再度分解して豆電球を確かめたら今度はフィラメントがものの見事に蒸発していました。

電球口金の刻印を見ると1.5Vと表示されています。単三電池2本で3Vなのに豆電球の規格を確かめなかった凡ミスでした。

なので再度、どこのご家庭にもストックしているに違いない2.5Vと刻印のある豆電球と差し替え、念のため電池は1.2Vのエネループ充電池を使うことにして、今度こそ無事修理完了となりました。

結構手こずったので片付ける前に、使った道具工具と一緒に記念撮影。ドライバーが写ってません。

修理で手を動かすのは結構楽しかったですし、ほんと大量の様々な素材や部品、ジャンク、ゴミがらくたを捨てずに溜め込み、ほとんど出番のない様々な道具工具まで取り揃えて喜んでいる断捨離無縁のライフスタイルの効用を再確認した朝のひとときではありました^^;

 

追記;

オルタネートスイッチの機構を調べて解説したページがありました。

 

上画像出典;上記リンクページ

 

 

追記;

二人とも咳が一向に改善せず家内の症状が体力を相当消耗してとにかく薬を服用して寝ることに専念。予定はキャンセル。自分はなんとかタブレットくらいはいじれるが思考能力が著しく低下。寝たいけれど横になると目が冴える。