百円ショップのおもちゃコーナーでキャップ火薬おもちゃピストルをみつけ、なんとなく懐かしくなって買ってしまいました。
昔駄菓子屋で紙火薬のピストルがありましたがあれの現代版です。火薬がプラスチックのキャップに入っていてこれを装填して撃つようになっています。
むかしはたしか紙テープ状の巻いた火薬を装填していくらでも連続して打てるようになっていたと思います。ピストルもブリキ製だったような。
これはプラスチック製のリボルバー式8連発で引き金はダブルアクション。とてもよく出来ています。
安全のためか銃口に赤いキャップが被せられています。試しにキャップを外して撃ってみたら銃口から火花が出ます。これはさすがに危険性をよくわかってない子供やアホなおとなが遊ぶにはちょっと危ないと思います。
パッケージの説明注意書きもなかなか詳細で随分と安全には気を使っているようです。男の子用としてこういうおもちゃはずっと残しておいて欲しいと思います。
空撃ちしてたら突然ポキっという音がしてトリガーがブラブラになってしまいました。内部でなにか折れたようです。
分解してみたらごらんのとおり。折れても仕方ないようなトリガー基部の形状でした。
しばし考え、また買い直すのが面倒なので工作を楽しみがてら針金と瞬間接着剤で補修してみることにしました。
ダブルアクションとリボルバーシリンダーを送る構造はよくできています。
とりあえず現状復帰して、また気持ち良く空撃ちできるようになりました。100円のおもちゃとはいえもう少し丈夫な設計と構造が欲しいです。
その後ネットで日本製らしいキャップ火薬銃をみつけて購入しました。値段は510円。5倍の値段です。JAPANと刻印モールドがあります。タイガーという会社が製造している北海道で熊よけ用に使う火薬銃だそうです。
100円のより一回り大きく、シリンダーの火薬キャップ装着部が金属製です。銃口はきれいに開いていてシリンダーの中の空間も大きいので撃つと音も大きく火花が盛大に出ます。
ネジは蝶番になる部分にしかなく、あとは接着剤による組み立てでした。各部品やプラの材質は明らかにダイソーのものより上質で強度もあるようなので、実用に使うのに問題はないのだろうと思います。
もっとパンパン撃って遊びたいのですが、かなり大きな音がするため、家内から不審者に間違われるからやめてくれと禁止令が出てしまったのでフラストレーション溜まり気味です。