40年以上前のものです。
ジャンクパーツや庭仕事道具入れとして使っていたランドナー(ドロップハンドルのツーリング用自転車)の帆布製フロントバッグです。
上蓋の軟質ビニル製透明マップケースや内張サイドポケットは少し劣化していましたがまだまだ大丈夫そうです。マップケースにはこのバッグと一緒に一周した九州の道路地図が入ったままになっていました。
状態を確認しながら蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房は考えました。
ミニサイクルはサドル下の空間が大きいし、これ、サドルバッグとして使えないかな?
暑くなるとリュックを担ぎたくないし、ミニサイクルの前籠に重いリュックを積んでいるとハンドルを取られるし、後部荷台(籠付き)も持っていますが付け外しが面倒だし、いちいち荷物を括り付けるのが大変だしで容量大きめのサドルバッグが欲しかったのでした。
さっそくサドルの下にあてがってみましたが固定方法でつまづきました。ハンドル固定用ベルトでサドルフレームに吊るすと斜めになってマッドガードにぶつかってしまいます。太ももの裏にバッグの下端が当たるのも困ります。
そこでさらに蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房は考えました。
バッグには両サイドにショルダーベルト装着用リングが付いています。これを使って吊るせばいんでね?
試してみたらサイド上端が引っ張られて窄まり上蓋がシワクチャになるし開けられません。
なのでつっかえ棒をつくりました。端材入れから拾い出した丸棒両端に3Dプリント製のブラケットを付けてリングに引っ掛けますサドルに取り付けた状態では上蓋を全開できませんがあまり不自由は無さそうです。
ベルトを絞ればもうちょっとバッグの位置を上げられそうです。
ということで、流用感半端ないですが、望みの容量のサドルバッグが手に入りました。
これで身体がもうちょっと回復してくれたら、今度は前籠に重い荷物を積んでふらついたりせずサイクリングが楽しめそうです。
そうなって欲しいです。