3Dプリント製のOn30の鉱石車キットで、久しぶりにキット組み立て工作を楽しみました。
FDM方式のプリントなので積層痕やプリントの乱れが目立ちますが、この手の車両は盛大にサビを吹かせた塗装をすることになるので気にしないことにします。
バケットのディテールは結構精密で、板厚が0.3〜0.4mmくらいしかなさそうなのにはちょっとびっくり。薄すぎて一部は綺麗にプリントアウトできていず、穴が空いているのがご愛嬌です。車軸には適当な太さの真鍮線を切って使います。
力を入れると潰してしまいそうでラフトから剥がすのに神経を使います。他の部品もカッターナイフで慎重に削ぎ落とし、軸穴にドリルを通しヤスリをかけて整形。瞬間接着剤で組み上げて車輪を取り付け線路に乗せて様子を見ます。
車輪が軽く回ることを確かめ、なんとかかっこうがついたらバラして黄色い水性塗料を塗り、乾いてからドライブラシでサビサビにしようとしたのですが、気がついたら真っ茶色になっていました。悪あがきで擦れて金属地肌が出そうな部分にちょこっと色を差しています。
軽すぎるので、機関車にひかせて走らせるのは難しそうです。