ちょっと前までホーンビィのOOスケールの模型は、比較的安価だったのですが、最近は随分と値上がりしました。
英国型の貨車模型の製品は綺麗な塗装とレタリングが魅力ですが、組み立てレイアウトを走らせて遠目で眺めるのならそれほど精密で無くてもてげてげのディテールでも良いし綺麗なレタリングができないのを我慢すれば、積層痕が目立つFDM方式の3Dプリントでも十分満足できるものがつくれます。そのはずです。知らんけど。
と、蕗狩軽便図が模型工作部シュレマル工房は考えました。
一から設計作図は大変なので、ネットで公開されているデータを使わせてもらい、てきとーに弄り回して使用している3Dプリンターで上手く出力できるようにアレンジします。
バッファーがついていなかったのでてきとーに設計作図してプリントし貼り付けました。こう言う形状の小さなパーツは本来FDM方式でのまともな造形は難しいので一工夫します。積層痕が目立ちますがなんとか見られるところまで頑張りました。
車輪も3Dプリントで済ませるつもりでしたがたまたまHONBYの車輪があったのでこれに合わせて下回りも調整。
何度か試行錯誤のプリントを繰り返して、まだディテール追加が必要そうですが、取り敢えず未塗装完成試作品ができました。このならまあ後5両くらいは量産しても良さそうです。塗装は筆塗りでやってみようと思います。
随分以前に手を付けて未塗装完成状態のHOe英国型ナローも一向に塗装していないのに、また塗装待ちの車両が増えそうです。
追記;
よく見たら軸箱がついていません。ブレーキテコもありません。バッファーと同じようにてきとーに作図して後付け貼り付けんといけません。結構手間がかかります。