真っ赤というよりきちゃない黒茶色の変な形の柄付きサビサビ板にしか見えなくなっていたナイフを研ぎました。
昔インドネシア、バリ島のパサールバドゥン(市場)で買ったものだと……記憶が怪しいです。
よく切れて果物の皮を剥くのにもよかったナイフで板バネか何かが材料だと思います。ただ、柄などが装飾的なわりにはつくりが荒っぽくて、刃の形も変だしグラインダーで削った跡がそのままで腹の平面も出ていなくてべこべこうねっています。
その上サビサビでどこにも光っているところが見えないという……
グラインダーは持っていないので、ひたすら荒砥石で研ぎを兼ねて整形?しました。
かなり時間をかけて刃の形も大幅に整えましたが、平面が出ていないのでグラインダーの痕を綺麗に消すまでに気力体力精神力が潰えました。
そのかわり黒檀?と真鍮で作られた柄を綺麗に磨きました。これも傷は完全に消せてませんけど。めんどいし、気にせえへんし、そんなん……知らんけど。
使った砥石は上の写真に写っているものですが、いちばん左の荒砥と中砥が貼り合わさったのは手で持って擦るようにして使うので大活躍でした。
お陰で新品だったのに今回だけで荒砥がこんな状態に……
いやー、たのしかったです。気持ちが晴れて明るくなります。元気になります。
もうちょっと蕗狩軽便図画工作部シュレマル工房に気力体力精神力知力コミュカ忍耐力記憶力集中力技術力気迫漢気女子力&やる気が有ればもっとピカピカにできたのですがこれで精一杯です。でも楽しかったのでよしとします。
探したら皮製の鞘も出てきました。ベルトにつけて携帯するようになっています。
なんか物騒ですね^^;
裏にインドネシア語とバリ語?でナイフ?と書いてありました。その時はこういうことに興味があったんだなあとちょっとだけ懐かしいような気がしました。