蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

裏庭池(ビオトープ?)の濁りが進行中なのでメダカさんとミナミヌマエビさんをそれぞれ10頭くらい入れ底砂利を追加して水循環システムを設置しました

メダカやエビを入れるのに合わせてもう少し池の環境を改善することにしました。

底砂利は現在のと同じ黒い細粒の砂利がなかったので粗い溶岩砂利を主にいちばん深い場所に投入。水質が変わらなければ良いのですがそこはまあ運任せです。クレソンも鉢に植えて浅いところに置きました。

それから水循環システムをつくります。茄子型のお尻に行くほど深くなる全長2mほどの小さい池なので、最深部で取水した水をホースで茄子のヘタの位置に設置した簡易濾過器に送り、そこから池に流し落とす計画です。

取水側は通販で買った水中ポンプをタッパーに入れ、金網と水切りネットでつくったゴミフィルターをかぶせてホースを繋ぎます。

簡易濾過器はプラ製ゴミ箱に孔を開け、ホースで上から入れられた水が濾過層を通って孔から流れ出るようにします。

構造はこんな感じ。

簡易濾過器のゴミ箱の底から溶岩砂利、鹿沼土、最後に溶岩砂利を置いた上にホースの吐出口を固定します。

ちゃんと稼働するか実験しました。結構水量が多いので濾過層に入り切らず溢れる水を吐出孔から流すようにバイパスを設けました。

動くのが確認できたので早速池のいちばん奥に簡易濾過器を設置。水の落ちる音が聞こえるようになりました。

しばらくすると心なしか水が澄み始めてきたように思います。でも水中ポンプ側のフィルターにはほとんどアオミドロがついていません。もっぱら簡易濾過器で汚れが濾されているようです。

こうしてみると簡易濾過器がバケツを置いたようでみっともないので何か工夫して覆いをつけようと思います。

追記;

と思っていたところが、水中ポンプの調子が悪く動かして15分ほどで停止してしまいます。何度か目にとうとう動かなくなりました。不良品にあたってしまったのかもしれません。

仕方がないので改めて今度は別メーカーの水中ポンプを購入しました。構造形態が違うのでせっかくつくったゴミフィルターはボツになります。新しいポンプは底に吸入口があるタイプなので底板を敷き水切りネットをかぶせてゴミフィルターにしました。今度は故障せずにいてくれるとありがたいです。

 

追記;

濾過材に手元にあった鹿沼土を使ったのですが、アレ、酸性土だったっけ?と思い当たって調べたらph4〜5だと判明。うーんこれはあまり良くなさそう。一応溶岩砂利はアルカリ性らしいのですが、水に触れる表面積が全然違います。

なので急遽濾過層の下の方に植え込みの土壌改良剤代わりにと取ってあった卵の殻を挟み込むことにしました。しっかり洗って乾かしてなかったのでかえって富栄養化に貢献してまずいことになるかも、と後から気づいて更に焦ってたりします。

ところで卵の殻と言えば、ネットの知恵袋?などで「卵の殻は土に埋めて100年経っても分解しないので肥料にならない」とかいう話がいっぱい出てきます。しかし卵の殻は炭酸カルシウムなのでphが低くない土では分解しない(溶けない)のは当たり前ですし、そもそも石灰や炭酸カルシウムは肥料成分としてじゃなくて主にph調整を期待して使うものだと思いますが……

知恵袋とかの情報って……どうなのでしょう?