プラ製おろし金が折れたのを接着剤を流して騙し騙し使っていたらしいのですが、だんだんと割れがひどくなってきました。
大根をおろすのを手伝ったら今にも折れそうで不安。なので、しっかり添木を当てて修理しました。
図画模型工作趣味をやってるとこういうとき道具工具素材パーツが手元に揃っていて重宝します。
家人に見せたら、なんで、どうやってこんな大げさのにしたのかと詰問されたので、説明。
理由は、
接着剤だけではすり下ろすときの押し付ける力に負けてまた折れるし、添木板を当てても接着剤で貼り付けるのでは持たないということ。
工程は、
添木板の寸法を測って真鍮板を切り出す。
孔の位置をケガいてドリルでネジ下孔径の孔を開ける。
本体に添木板を当てがってガイドとし、ドリルでネジ下穴を開ける。
下穴にタップでネジを切る。
添木板の孔をネジ径に広げる。
４本のネジで締め付け固定。
瞬間接着剤を流して、緩み止め&亀裂シール。
という風に説明したら、「手がかかるのねえ？」と言われてしまいました。それと、ネジを切るという概念が分からず想像もできなかったそうです。
