タイトルの「モスル」は、実際に戦場となって破壊されたイラクの都市の名前です。
言い方が難しいですが、見応えのある良い映画でした。アメリカ映画であるにもかかわらずセリフは全てアラビア語。なので当然、観たのは吹き替え版です。主人公ちょこっと棒読み感?
ネットを見ると実話だという記述がありましたが、アメリカ映画らしくアメリカンなヒロイック感動ドラマ的脚色満載だったことが最後の最後のシメになって種明かしのようにダダ漏れになるのがちょっとうざかったですが、それまであちこちにちょこちょこその手のエピソードが散りばめられてはいるものの、他の戦争劇人間ドラマ映画とは全く違うリアルさ(現実の戦争、戦闘体験なんかないので本物のリアルさなんてわかりませんが)と緊張感の戦闘場面に真剣に見入っていました。映画「ダンケルク」とちょっと似たテイストも感じました。
アメリカンなドラマ化脚色のおかげ?せい?で衝撃、感動場面も上手く盛り込んで一般にも広く受け入れられる展開になっているのでしょう。ストーリーが進むに従っての主人公の変容も、一般的な人間ドラマと違ってインパクトの強い描き方ですが、見せどころなのかも知れません。
冒頭の延々と広がる廃墟化した街の光景は、現実のモスルの光景を撮影したものだと知って驚きました。そういう意味でも凄い映画だと思います。
珍しく、時間をおいてもう一回観てもいいかな、という分類に入れたくなった映画でした。
その他蛇足ですが、おそらく1日間、日中の間のミッションという設定だからかも知れませんが、食事の描写がほんのわずかで排泄の描写は皆無なこと、銃撃戦での銃弾の量、ガソリンの補給や車の整備などすでに軍指揮下に無い部隊がどうやっているのかとかが気になりました。
なお、こういうことばかりが気になるのは、蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房が、「マズローの欲求5段階説」で言うところの生理的欲求と安全の欲求にとどまっているような低レベルな人間だからだ、などと言うのは余計なお世話です。
余談;
実は、英語の映画でも吹き替え版ばかり見てます。だって英語わかんないし、字幕読むのしんどいですし……
しかしエイリアンプロメテウスは、映画自体を超駄作に感じてしまうくらい主人公女性の吹き替えが酷かったです。人気女性芸能人の吹き替えだそうで、その人の人気にあやかろうとしたのかもしれませんが、あそこまで映画を損じると言うか不快感を感じさせる吹き替えキャストを採用したと言うのはある意味凄いと思います。
ネットを見ていたら、エイリアン プロメテウス 新録吹き替えというのが出ていて苦笑してしまいました。
体調管理:
頻尿と頻繁な下痢気味便通が治らないので外出は無理。夜も5回くらい陽を足すので少し睡眠の質が悪い。その他はかなり改善。体調には直接影響しない副作用が順調?に拡大中。身体がだるいけれど、筋力が落ちてきているのでスクワット30回x3を1セットだけ。