蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

水洗トイレタンクのフラッパー弁を交換修理しました

2階の水洗トイレから間欠的に小さなシューッという音が聞こえてくるようになりました。

最初はなんの音だろうと思ったのですが、便器の中にチョロチョロ水が流れ落ちているのに気づき、水道管からタンクに水を足す音だとわかりました。タンクから一気に水を流す弁に物が挟まったのかな、と取り外して調べたら、ゴムパッキンが劣化して一部に裂け目や凸凹が出来ていました。

築18年目ですから寿命かもと思いますが、1階のトイレは問題がありません。2階のトイレはほとんど使わないことが影響しているのかもしません。試しにゴムパッキンの表面にシリコンコーキング剤を塗って均して試してみましたが、完全には漏れは止まりません。

なのでフラッパー弁の部品を取り替えることにしました。ホームセンターではそのメーカーの部品の取り扱いが無くメーカー直接の取り寄せで少し割高になりましたが、20年近く前と全く同じ形の補修パーツが今も普通に手に入るというのはすごいと思います。

元のパーツにはメーカーロゴがあるだけでしたが、届いたパーツには韓国製の表示がありました。ゴムパッキンの材質も変更されています。

届いたフラッパー弁を取り付け直して無事修理完了。と思っていたら、まだ水がチョロチョロ流れて来ます。

再度タンクの中の各部品の取り付け部を確認しているうちに、オーバーフロードレーンパイプ継ぎ目のゴムパッキンを触ったら、劣化していて溶けた塗料のように手を汚しました。ここから漏れているのかも、とどこのご家庭の机の引き出しや工具箱の中に必ずたくさん転がっている各種Oリングの中から使えそうなものを選び出し、腐ったゴムパッキンと取り替えます。

ちょっと小さめなのを無理やり伸ばしてはめ込んだのでそのうち切れてしまうかもしれませんが予備はいくつもあるのでその時はまた交換することにして、今度こそ修理完了となりました。これでまたしばらくは大丈夫なはずです。

しかし20年近くも経つと、住宅そのもの含め色んなもの(人間含む)が古びて劣化して来ているし、家電製品やガス給湯器なども次々と故障が続いていて、一般的な民生用機器製品はだいたいこれくらいの寿命として設計製作されているのかな、と実感する今日この頃です。