蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

三銃士ってなんで三銃士と言うの?& マスケット銃それからフリントロックの話です

「三銃士」ですが……
 
映画やテレビアニメでは、チャンバラばっかりやっているイメージなのに、なんで銃士なの?銃士の銃って鉄砲ですよね?銃士って何?というところからです。
 
検索してみたら、Wikipedia(どこまで信頼できるかは不明)に、“『三銃士』(さんじゅうし、: Les Trois Mousquetairesアレクサンドル・デュマ・ペールによる冒険活劇小説1844年にフランスの日刊紙『シエークル』(Le Siècle)で連載され、同年、単行本が出版。1846年から挿絵が追加された。“と。
 
原題は、Les Trois Mousquetaires。ムスケテールというのはマスケット銃武装した兵士です。だから銃士なのかと納得。主人公達はとにかくそういう身分なのだということで納得。
 
でもなんで銃士なの?何か特別なステータスでも? と、これもWikipedia 銃士 - Wikipedia (どこまで信頼できるかは不明)で見てみたら、護衛銃士隊は年少者で構成されたフランス王室に仕える軍隊の部門であり、アンシャン・レジームの軍制において最も有名な部隊として、下級階層にとって銃士隊への入隊することが、王室の騎兵部隊に参加し国王の目を引く唯一の方法であった。とありました。
 
なるほど、だからデュマが小説の格好の舞台設定要素としたのでしょう。
 
ところで、マスケット銃ってよく聞くけれど、どんなものなの?と調べたら、これもマスケット銃 - Wikipediaにわかりやすい解説(どこまで信頼できるかは不明)がありました。
 
要するに、火縄銃からフリントロック(燧石式)、雷管式を通して、前装式の、ライフルを切っていない滑腔銃身の小銃の総称ということで良さそうです。
 
フリントロックってその仕組みをよく知りませんでしたが、こちらによくわかる動画がありました。

マスケット銃で西洋の鎧を撃つ。スローで見えると着火の遅さがよく分かる。 pic.twitter.com/4t8CqaRCm3

— Sato_Hunt (@Satohunt1776) 2024年1月19日

 

こちらには装填から発射までの動画。引き金を引いてから発火するまでも一拍あるし、一発打つのに本当に時間がかかるものなのですね。

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