蕗狩軽便 図画工作日記

ー シュレマル工房 めもらんだむ ー

蕗狩通信「The Horse Powered Amphibian Tractor 【 一馬力軌陸式牽引車 】」とれいん2021.12月号に掲載されました

とても写真が綺麗で、これなら鉄道模型ファン以外の人にも楽しく見てもらえるわよ、と家内が喜んでくれました。

f:id:sktrokaru:20211119190638j:plainいつものようにバックグラウンドストーリーをつくっての模型工作です。今回はこんな感じです。お話があるととっても楽しく工作を進めていけます。

ーBackground storyー
<ペルのログ(稼働日誌)より>
弊機は、Cheval-001。通称「ペル」。JRAが開発した馬型ロボットの初号機です。動物愛護の世相の中、輓曳ばんえい)競馬の競走馬に変わるものとして制作され試用に供されました。そしてその成功により、本格的に量産型Cheval競争馬ロボットが導入されるとともに弊機はその役目を終え、蕗狩湿原国立自然公園事務所の備品として引き取られました。
これには公園事務所長の熱心な要望があったと聞いています。彼女の馬好きのおかげで弊機は幸運にも廃棄処分を免れ、公園事務所での新たな職務につくことになりました。
<蕗狩湿原国立自然公園事務所にて>
「ねえ主任、私のペルちゃん、蕗狩軽便でも使ってもらえないかな?」と公園事務所長がいつになくニコニコしながら公園付属軽便鉄道の責任者、織座機関区主任に声をかけた。
「え?あの馬型ロボットですか?彼なら公園で観光客を乗せたりもして大活躍してるじゃないですか」と主任。
「ええ、そうなんだけど、彼、蕗狩軽便を見てことあるごとに、弊機もあの線路の上を走ってみたいものです、って言うのよ」「あいつ、喋れたんですか?」「知らなかったの?彼、プロトタイプだから搭載されている有機AIが量産型の競走馬用じゃなくてアンドロイド用の特注品なのよ。だから感情も豊かだし希望を叶えてあげたいのよね」
公園事務所長の我儘にも困ったものですが、彼女の馬への愛情と温厚で愛嬌のあるペルにはかないません。でもただ貨車を牽かせるだけでは面白くないと、ペルを動力にした牽引車をつくってみようということになりました。さてさてどうなりますことやら。

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2ページ目には、英国蒸気機関車黎明期に機関車競争に登場した一馬力機関車「Cycroped」の模型(@Tavata_Narrow氏作)の写真も掲載されています。

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動画です。


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