家人が、ピタゴラ装置に出てきたのを見てなんであんなふうに動くのかわからないというので、簡単な図を描いて説明したのですが、どうも2次元の絵と実物が結び付かず良くわからないようなので、実物を作ってみました。
円盤は、DVDディスクパックに入っていた透明保護プレート。丸く切ったボール紙を貼り付けて穴を塞ぎジャンクボックスから拾い出した何かのプラ筒を接着し、裏側返して千枚通しで中央に小さな穴を開けて出来上がり。
風船を膨らましてパイプに取り付け、床に置いてちょっと押すと、スルスルと滑り出しました。
風船が萎むとぴったり床に張り付いて押しても動きません。
これでやっとプレートと床の摩擦の大きさと、その間に薄い膜のように流体の空気が挟まって摩擦がほぼ無い状態になる事に納得した模様。
こう言うものは、理屈じゃ無くて、実物目の前に無いと理解し難い類のことなのかもしれません。
ネットを検索してみたら、科学実験工作として沢山の例が見つかりました。
ホバークラフトの構造や摩擦について学ぶには楽しくて良い教材のようです。