集合は目黒駅アトレ2出口。
行人坂を下って大円寺へ。江戸の3大大火の一つ「行人坂の火事」の火元となったお寺だそうです。
五百羅漢様、大火犠牲者の供養として祀られたとか。
とろけ地蔵。江戸時代に品川沖で漁師の網にかかった「悩みをとろけさせ、解消してくれる」地蔵さん。
生身の釈迦如来。どんなものなのか見て見たい気がします。
金箔貼りのお釈迦様
お七の井戸。これも江戸の3大大火の一つ「八百屋お七の火事」のお七の想い人が供養のために水垢離をとったという井戸です。
ホテル雅叙園の建設の時に壊されたのを住民の抗議、要望で復元?したそう。井戸枠の中は埋められて息抜きパイプが見えました。
雅叙園の看板。
行人坂の下、目黒川にかかる太鼓橋。
行人坂の急斜面に対して向かいの目黒不動尊側の斜面が緩やかなのは、北側斜面で霜柱が発達して崩れたからだそう。関東ローム層の赤土は間隙が多く水を保持しやすいので非常に霜柱が発達しやすい土質なのだそうです。
引き返して行人坂を上ると、ビルの間に富士山が見えました。
白金台に向かい、池田山公園。
大名屋敷の一画の面影を伝える庭園。関東ローム層の崖の湧水を利用した滝と池が特徴の、高低差のある、住宅地の中に忽然と現れる魅力的な公園です。
庭園美術館を通り過ぎて自然教育園でお昼ご飯。「自然教育園の生い立ち:古代 縄文中期、この地に人が住みつく」というのが良かったです。
白金台の大通りを歩いて聖心女学院の正門。原爆ドームと同じ建築家のデザインだそう。
門の両側にあった亀の彫刻がクリーニングの際に、左側の亀がケルヒャーで削り取られてしまっていなくなったそうです。
特別に少しだけ中に入れてもらえました。
正面は聖堂。両側が校舎。右奥に見えるメタセコイアは上皇后美智子様がご結婚されて卒業生として初めてここを訪れた時に記念植樹されたもの。
樹高樹形からおそらくは何度か刈り込まれている様に見えますがどうなのかな?
最後は港区立郷土歴史館を見学して解散しました。
この頃になると流石に疲れてフラフラ。歳ですね。本日の歩数は22,756歩でした。
おまけ;
途中で見かけて気になったもの。
白金台エリア入り口の首都高下に見つけたビル一階にある銭湯。
石材屋さん本社ビル?の脇にあった彫刻?
因みに猿の置物を裏鬼門に置くと鬼を退治してくれるので魔除け厄除けになるとのこと。この猿もほぼ裏鬼門の位置に置かれています。
今日のお土産です。
庭園美術館の前で見つけたマテバシイの実。あく抜きせず生のままでも食べられるドングリです。
(注;スダジイ、ツブラジイもアク、渋みが少なくて食べられます。生で食べられるのはマテバシイだけだと思っていました^^;)
追記;
白金台エリアで驚いたこと3選。
・大通りのおしゃれな食品店の店頭に100円台の焼き芋が売られていたこと。
・地下鉄白金台駅前に、100均看板を掲げたキャンドゥ、スーパーいなげや、ドンキホーテ(プラチナム?)、イオンまいばすけっとがあったこと。
・サイレンを鳴らして交差点に差し掛かり慎重に減速した救急車の前を、高級そうな車がごく当然のように遮って右折していったのを目の当たりにしたこと。
でした。