蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

船の強度のことについて

「スピード2」という映画をみていたら、豪華客船が暴走して港に乗り上げるシーンがありました。

それが、船首から船体に傷がつくだけでぜんぜんまったく凹みも壊れもしないで桟橋や道路や家を壊しながら乗り上げて、やっと停まります。

その前にタンカーと斜めにぶつかるシーンもありましたがほとんど無傷。

そういえばハリウッド版ゴジラにも船が埠頭にぶつかってコンクリートを突き破って街に乗り上げるシーンがありましたが、あれも船体はほとんど傷ついていなかったような気がします。

船体って本当にあんなに丈夫なのでしょうか?普通に考えて5センチくらいの厚さの鉄板でもあの質量がぶつかったら簡単にひしゃげてしまいそうな気がするのですが。

重機などもこけたら割と簡単にあちこちひしゃげたり曲がったりするものですし、あの船のシーンの真相はどうなのでしょう?

コンピューターグラフィックでつくってるからああいう表現になるとも考えにくいです。CGは実感的な破壊シーンなんてお手の物のはずですし。

どうにも不思議でなりません。

どなたか解説してくださる方いませんでしょうか。