今日も青空です。
なので、ちょっと遠出するついでに市ヶ尾横穴古墳群を見てきました。
東急田園都市線市が尾駅のちかく、起伏の多い住宅地の一角、小学校の裏のそこだけ残された山の斜面に遺跡公園があります。
豪族とかの古墳ではなくて、地域の豪農?の家族が葬られた横穴式の墓所なのだそうです。
土器や農具、装飾品や鏃などもたくさん発見されています。
崩落を防ぐため補修されガラス窓から中が覗けるようになっているお墓や入口がふさがれたお墓がほとんででしたが、中に入れるお墓もいくつかありました。
中は少し腰をかがめれば自由に歩き回れるくらいゆったりとした広さで、中央に入口に向かって縦に排水溝?があります。
砂利が敷かれた床は奥に行くに従って数段、階段状に高くなっていて一番奥に遺体が安置され、きっと副葬品などといっしょにきれいに埋葬されていたのだろうと思います。
写真を撮り忘れましたが、公園からは遠く丹沢の山波越しに雪をいただいた富士山の頂上が望めます。
いまは見渡す限り市街地になってしまっていますが、治める農地を一望できる眺めの良い、ところにお墓をつくったのでしょう。