蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

浴室シャワー水栓の温度調節ハンドルを修理?しました

お風呂場からタオル一枚で飛び出して来た家内が、「浴室のシャワーのお湯が出ないのよ!」と……

見に行って確かめたら温度調節ハンドルをいっぱいに回しても冷たい水しか出ません。そもそもハンドルが半回転しかせず、高温ストッパー解除ボタンを押してもそれ以上動きません。

弁が壊れてしまったのかな、と一旦は水栓取り替え(工賃別で2~3万円もします)も覚悟しながらも、取り扱い説明書を確認したら、ハンドル部分を取り外して調整できそうなことが判明。

ただ、この説明では構造、仕組みがよくわかりません。とにかく外してみることにしました。

構造を観察すると、どうやらハンドルの高温側回転防止ストッパーが一周した位置になってしまって、ハンドルが冷水域の狭い範囲でしか回せなくなっていたということらしいです。

それ以外はどこも壊れてなさそうだったので、改めて取り扱い説明書に従って温度調整し、正しくハンドルをはめ直して修理完了!無事正常に動作するようになりました。

原因はおそらく、ハンドルの高温側回転防止ストッパーボタンを押したまま冷水方向に過剰に回してしまい、バルブシャフトの回転範囲とストッパー解除部のズレのためにストッパーキー?が想定外の位置で作動し、ストッパー解除部の構造の問題で元の位置に戻らなくなったと推測。

そんなふうに危険防止のために高温側にハンドルを回すことを制限するストッパーボタンを(その動作をするにはボタンの位置からも難しいのに)わざわざ押しながら冷水側にどんどん回してしまうようなことをするような人を想定していなかったのは、ある意味文字通りフールプルーフ設計の不備だと言っても良いのかもしれませんが、実際、普通にはほぼ考えられず、起こり得ないと思われるトラブル例を目の当たりにして、これで一方的に設計者を責めるのはちょっと気の毒かなという気がしないでもありませんでした。^^;

まあなんにしても、修理できて良かったです。ただ、取り扱い説明書ですが、全体的にはとても今節丁寧に書かれているのですが、この部分に限って言えば、機械構造とかにかなり関心、知識、経験が無いとわかりにくいのじゃないかなという気がしました。

家電製品や機械の一般消費者向け取り扱い説明書は難しいなあと改めて思います。

 

 

帯状疱疹状況;

左腰上前後皮膚水疱急激に拡大。水疱のつぶれ、痒みも。発疹部分以外の腿や下胸、二の腕などの皮膚下、筋肉?の痛みが強くなって来た。特に左腿の痛みが酷く眠れず消耗。痛み止めあまり効いてくれない。抗ウイルス薬が早く効果を現して欲しい。