本を読むときは、書見台が便利です。
何十年も前からずっとこのシンプルな書見台を愛用しています。
使っていて特にこれといった問題はないのですが、厚くて開きの悪いハードカバー本を読むときにはページ抑えのバーが弱くて綺麗に開いておけません。
なので 大きな目玉クリップで開いた本の喉を押さえます。こうすると綺麗に開いて読みやすくなります。
が、クリップが強すぎて本を傷めかねません。自分の本なら気にしませんが、図書館で借りた本を傷めるのはよくありません。
そこで蕗狩軽便鉄道図画工作部シュレマル工房は考えました。
もう少しスプリングが弱くて見栄えの良いクリップを探して使えば良いんじゃない?
セリアに行って文具コーナーから生活雑貨までぐるりと一回りして見つけたのがこれ。
女性の髪留めです。バンスクリップといいます。このバネの具合が良さそうです。おおきさも十分です。
櫛の歯の先端を結ぶ線が凸になっているので切って一直線に揃えました。
目玉クリップの代わりに使うとこんな感じです。
ちゃんと喉を開いて押さえてくれます。
目玉クリップの無骨さと比べたらまあ見目も悪くなくバネが柔らかいので本のページを傷つけることもありません。
これで厚くて重く開きの悪いハードカバー本を、心置きなくストレスなく読めそうです