蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

タイヤが踏むと量水器(水道メーター)ボックスの蓋が持ち上がってゴトンゴトンいうので創意工夫しました

先日新調した量水器(水道メーター)の鋳物製蓋はぴったりで喜んでいたのですが、車のタイヤが端っこを踏むと持ち上がってゴトンゴトンと音を立てます。

音だけでなくこんなに動くと本体ケースの支え縁部分が傷んできそうで心配なので、なんとかならないかと原因を調査究明しました。

どうやらヒンジ側の本体枠支え縁が蓋ヒンジ下端を支えていないため、蓋ヒンジ側の縁に力がかかると本体枠両側支え縁の先端が支点となって蓋が持ち上がるようです。(注:実際にはヒンジではなく蓋裏に垂れ下がった突起が回転軸兼ストッパーとして機能する構造です。)

蓋ヒンジ下端に本体枠支え縁が接するように板材を挟めばと考えて試してみたのですがうまくいきません。

よく観察すると蓋ヒンジ下端が内側にズレて本体枠 支え縁が届かない位置になるのでうまく支えることができないようです。

そこで蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房は考えました。

蓋の位置をずれないようにして、確実に蓋ヒンジ下端を支えることができればいいんじゃない?

暫し沈思黙考創意工夫の結果、3Dプリントで作成したヒンジ下端支えパーツと、アイスキャンディーバー製の蓋位置決めスペーサーを設置。

結果、蓋を置くと外枠が少し歪んでいるせいかわずかにガタつきますが、蓋ヒンジ側の縁に力を掛けても蓋が持ち上がることは無くなりました。重畳重畳。

3Dプリント製のパーツは生分解性プラスチックなので長持ちしないでしょうけれど、しばらくはこれで様子をみようと思います。