中世の時代に城攻めの兵器として使われたと言う投石機(カタパルト)です。
火薬を使わない大砲みたいなものですね。
3Dプリントデータ投稿サイトでフリーデータを見つけて作ってみました。
この模型はゴムの弾力を利用していますが、実際には重い錘を吊るしていたのだろうと思います。
砲弾がわりに付いていたカボチャが可愛いです。
もうひとつは、レオナルドダビンチのスケッチから起こしたと言う模型です。
弓状の部分に紐を掛け、それを巻き取ることで弓を絞ってその反発力を利用します。ラッチ式構造が引き金になっているのが面白いです。
どちらも簡単な模型ですが、想像以上によく機能してかなりの飛距離があるのに呆れてしまいました。
さすが実用兵器であった構造の産物です。
おまけ;
CANON砲もプリントアウトしてみました。
並べるとこんな感じ。
ところでCANON砲は結構低い位置に砲弾を打ち出す構造になっています。
なんでやろ?としらべてみたら、なんと投石機は、主に城攻めや海上の船を攻めるために高く遠くに砲丸を投げるものですが、CANON砲は騎馬歩兵戦で砲弾を低い位置で弾ませるように発射して歩兵や騎馬、車両などをボーリングのピンのように跳ね飛ばして殺戮破壊するためだったそうで、えげつない武器だったんですね。