NHK「SL大図鑑」をみていたら、動輪スリップの映像が出てきたので思わず録画しました。
この映像では1回転ちょっとのスリップですが、記憶にあるイメージでは、機関車が動き出し動輪がゆっくり回り始めてある瞬間にカタストロフ的に動輪がスリップし、激しい勢いで回転してブラスト音が高く立て続けに響き、数回転のうちにそのブラスト音が低くなると同時にガッという感じで動輪がレールを噛み、とたんに機関車の速度にシンクロナイズして安定したブラスト音とともに回り出します。
カッコいいです。
でも、こうならないように牽き出すのが機関士の腕の見せ所と言われたり、逆にパフォーマンスとしてわざと派手にスリップさせたりすることもあるとか言われたりします。実際のところはどうだったのでしょう?
他にも動輪スリップの様子がわかる動画がありました。
下は動輪スリップを再現した模型の動画です。慣性を増大する特殊な機構で実現しているそうですが、実物そっくりの挙動をそのまま再現するのは難しいようです。
追記;
映画のシーンとかでもなかったかな、と「オリエント急行殺人事件」のディスクを引っ張り出して見てみましたが、さすがオリエント急行、ワルツに合わせてしずしずとスリップなどさせることなく優雅に発車して行きました。たしかにこういう高級列車で動輪スリップなんかさせたらみっともないだろうなと思いました。
追記その2;
腰痛は少し良くなってきて、痛みがMAXだった時は平たくなっていた背中の腫れが引き始めて、触ると2本の背筋がわかるようになってきました。
でもまだしばらくは痛み止めを飲んで安静にしていようと思います。