一番簡単な往復運転回路は555タイマーでつくれます。急発進急停車ですけれど遅いスピードで走らせるなら気になりません、
それだけでも十分楽しいのですが、片側を分技させて2車線の駅風にし2列車が交替々々で往復運転させるようにしたもっと楽しくなりそうです。
でもそうするには列車が戻ってくるたびにポイントを切り替えなければなりません。
うーん、困ったぞ……
そこで蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房は考えました。
列車が戻ってくるたびに検出してポイントのスイッチを押させればいいじゃない?と思って仕組みを考え始めて行き詰まりました。
これってどっちか片方の側線に車両が帰ってきた時だけに動作する検出回路が必要なのですね。
いろいろ考えて、進行方向まで区別できるセンサーを使えば…‥と思いつきました。しかし1番線と2番線の区別をどうするんだ?という問題に突き当たって、考えれば考えるほど仕組みが複雑になっていくのには困りました。
最後にはなんとか555タイマーとトランジスタの回路で実現可能なプランができましたが、運転盤への加工が面倒になります。
めんどくさそう……
例によって気力も体力も精神力も忍耐力もコミュ力もやる気も不自由な通常運転状態では到底うまく工作できる気がしません。
そこでまた、蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房は考えました。
ええい、めんどくせー!
arduinoって便利そうなものが手元にあるやん? あれに頼ろう。
確かモータードライバの石のストックもあったし、てきとーにポイント作動回路組んだらプログラム次第でどうとでもなります。
なるはずです。自信ないけど。
線路への加工も、発進停止加減速とか余計なことを考えなければ最低限ですみそうな気がします。知らんけど。
ということで、とりあえずてきとーに回路描きなぐって汎用基盤に落としてはんだ付けしてみました。
線路の方は組み立て線路にダイオードをはんだ付けしておしまいという構成にします。
車両位置センサーは無し!なのです。
あ、しまった。もう一個作らなあかんかった。まーそれも後回しにします。
最初に考えたハードウェアだけで動作する機構のほうもてきとーに回路を殴り書きしててきとーに部品を集めてあります。
部品たらんのでまた注文せんといけません。使い道のない部品は山ほどあるのに肝心な部品のストックがないってどういうことなんでしょう?
とにかく注文して、届いたら、そんでやる気が出て気が向いたら……はんだ付けしようかなと。でもこっちのはセンサー組み込みも必要だし台枠付きの運転盤にした方が良さそうなので結局放置ということになりそうです。
あ、arduinoのプログラムもまだぜんぜんだった。
10年くらいいじっとらんし、IDEの最新版のダウンロードからせんといかんかったんだっけ。
いちおうフローチャートはできてるのでまあなんとかなるでしょうといういつも通りにてきとーいいかげんな蕗狩軽便図画模型工作部シュレマル工房の図画模型工作活動なのでした。