蕗狩軽便 図画工作日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

マキネッタの取っ手が折れてしまったので修理しました

エスプレッソコーヒーの直火やかん、マキネッタを取り落として取っ手が折れてしまいました。

樹脂製の取っ手はおそらくフェノール樹脂。硬くて熱に強いですが脆い樹脂です。

折れたところを観察したら取っ手の付け根は孔の空いた薄い板状になっていて、それがアルミ鋳物の本体のホゾに差し込まれ、蓋の蝶番の軸を兼ねたシャフト(滑りどめのギザギザ付き)を叩き込んで固定する構造になっていました。

この孔の周りにひびが入って折れたようです。

脆い樹脂製の薄いパーツにこんなに力がかかりさらに孔を押し広げるようにギザギザのついた凶悪なシャフトを叩き込むなんて、よく今まで無事使えていたと変に感動。

でもこの構造と形状がなんかカッコいい感じがして、イタリア人の面目躍如という気がしたり。

それはさておき修理です。

まずは割れたパーツをエポキシ接着剤で結合し、小さな孔を開け針金を差し込んで補強します。それからシャフトが通る孔を開け直して篏め合いを確認。

もうおそらく分解する事は無いでしょうと、ホゾにエポキシ接着剤を塗って取っ手をはめ込み、蓋を取り付けてシャフトを叩き込みます。

一晩放置して修理完了。

エポキシの耐熱性は約250℃。エスプレッソ直火やかんの用途には充分耐えてくれるはずです。