猫缶は、ねこくんが2匹いても量が多すぎるので、2、3回に分けてあげています。
半分残した猫缶はポリ袋に入れて冷蔵庫に保管します。でもいちいち袋に入れるのはめんどくさいし冷蔵庫の中もスッキリせずそのうえ餌がついて汚れるのでポリ袋を頻繁に交換使い捨てすることになります。
そこで蕗狩軽便図画工作部シュレマル工房は考えました。開けた缶にピッタリのキャップ蓋があれば良いんじゃね?
シール容器や紙筒入りポテトチップスのプラスチック製の蓋などを片っ端から試してみました。しかしぴったりの使えそうなものは皆無。缶詰めの大きさって特殊なのかな?
そこでまたまた蕗狩軽便図画工作部シュレマル工房は考えました。
ないものはつくればいいんじゃね? 3Dプリンタあるんだし……
早く気がつけよ!老耄ボンクラ蕗狩軽便図画工作部シュレマル工房!
ということでつくってみました。⓪てきとーに作図して①てきとーにプリントアウトして②てきとーに使い勝手を確かめて③てきとーに形状変更修正作図しててきとーに①に戻って満足がいくまでてきとーに何度か繰り返してできたのがこれ。
なんの変哲もない単純極まり無いてきとーにいい加減でシンプルなそれこそ誰にでも簡単に出来そうなごく当たり前のつまらん形状ですが、PLAの材質や各部の厚さの調整をして適切な弾力で缶の口にしっくりとはまり込み簡単に外れてしまわない形状寸法を決定するまで何度か試行錯誤が必要でした。
おそらくものをつくらない人には理解してもらえそうもないし想像もつかないことだと思いますが、どんなに簡単そうに見えるものでも、ものをつくるというのは大変なことです。そしてとても面白いことです。
それの何が面白いの?そして何の役に立つの?お金を出せば買えるのに費やした時間と労力に見合うの?と理不尽に問い詰められようとなんと言われようとです。