本格的にグライダーに乗って自分で操縦したいと思うのですが、いまは体験搭乗で精一杯。それもそうそう簡単にはできません。
ネットを見ていたら、意外に安価なトイラジコンのモーターグライダーが目に止まり、気がついたらポチっていました。
それからほぼひと月、中国から届いた箱は例によって角がひしゃげて歪んでいましたが中身は大丈夫。マニュアルを見ながら動作を確認しました。
1万円もしない安価なトイラジコンとはいえ、実機と同じくエルロン、ラダー、エレベーターとスロットルをプロポーショナルリモコントランスミッターで動かして操縦する本格的なもので、初心者向けに姿勢を安定させるジャイロ機構もついています。
感心したのはリモコンの操作方法でした。右手でエルロンとエレベーターを操作するスティック(実機の操縦桿にあたる)を動かし、左手でラダーとスロットルを操作するスティック(実機のラダーペダルとスロットルにあたる)を動かします。
感覚的にはほぼ実機と同じなのですね。これで練習すれば再度体験搭乗の機会には操縦桿を握らせてもらって少しは自分で操縦できるかもしれません。
下はグライダーの操縦席。
構造図がネットにあったので転載しました。
ラジコン模型飛行機のことをもう少し詳しく知りたいと検索したら、リモコン操作の方法がなんだかややこしいことになっているようです。
購入したモーターグライダーはほぼ実機と同じ感覚でリモコンスティックを操作しますが、日本で一般的なのは下の図のmode 1 方式で、実機の操縦桿の操作が右手と左手の泣き別れになっています。
これは固定翼機でもヘリコプターでもドローンでも同様のようです。
mode 1 方式は、初期に右利きの人がラジコンヘリコプターのホバリングや姿勢制御をしやすい方式として普及定着したものだそうで、国内のプロの世界ではmode 1 での操作が標準となっている模様です。
こちらに詳しく分かり易い解説がありました。
さっそく飛ばしてみたいのはやまやまですが、いろいろあってそれはまだまだ先のことになりそうなのが残念です。
飛ばしに行けるまでに飛行機のことをもっとしっかり勉強しておこうと思います。
ふと気がついたら、いつか飛ばしに行けるときに備えてとスペア電池をポチってしまっていました。