先日、グライダーの体験搭乗をしたときに教えてもらったアニメ映画「ブルーサーマル」を見てきました。
ブルーサーマルというのは、青空で発生する上昇気流(サーマル)のことだそうです。
通常上昇気流は積雲の下にできるので、それを目印に上昇気流を捉えてグライダーは高度を稼ぎます。雲のない青空には見えない上昇気流が発生していてそれを捉えることができると幸せになれる、というのをキャッチフレーズ?にしたアニメです。
鑑賞し終わって……グライダーという要素を勘定に入れなければ、ごく普通の学園スポーツ部青春ドラマアニメでした。
( 追記;よくみたらパンフは青春学園ドラマにありがちなキャッチフレーズになってました ^^; )
学園青春ほのぼの恋愛?ドラマ成分60%、スポーツクラブドラマ成分35%、グライダーの魅力5%というところでしょうか?
ちょっとほんの少し期待外れ、いえ、ものたりない気分でした。もう少しグライダーの飛行や操縦の仕組みとかサーマル、それから競技のことに詳しく触れてほしかった気分ですが、青春人間ドラマということになるとこういう感じに収まってしまうのでしょう。
でもグライダーの発着や競技風景などのシーンが見られたのは楽しかったですね。
それともうひとつ、グライダーはお金がかかる、というのをモロに言っている(見せている)ところがあったのがちょっと面白かったです。
2022.3.14 追記;
アニメ映画「ブルーサーマル」の原作コミックの第1巻をネットで読みました。
アニメはほぼ原作通りでした。グライダーの飛行や競技のことなどアニメと違ってゆっくり見て理解できるのが良かったです。
やっぱり典型的学園スポーツクラブ青春人間ドラマですけど(^^;