昔住んでいた街の商店街を歩いていたらこんな看板が目に入りました。
「Ula Bay」という店名の雑貨屋さんです。
ここ、元はたしか「浦部荒物店」だったはず。そのまんまアルファベット当て字にしたのですね。きっと代替わりした若い店主がイメージ一新で店名を洋風にしたのかもしれません。
そういえば、とこれを思い出しました。
北関東でよく見るスーパーマーケットチェーン店です。
「 Lion D'or 」リオン・ドールって「黄金のライオン」という意味ですよね。
昔ロンドンからパリを結んでいた「黄金の矢」(イギリス名「Golden Grrow」ゴールデン・アロー、フランス名「Flèche d’Or」フレッシュ・ドール)という特急列車を連想します。
La Flèche d'or (train) — Wikipédia
リオン・ドールという店の名前を考えた人、鉄道ファンだったのかな?
などと思っていたら、リオン・ドールの前身は、なんと「ライオン堂」という地元スーパーだったと聞いてびっくり。「ライオンドー」をフランス語読み風アルファベット当て字にすれば、「Lion D'or」で、発音はリオン・ドールになるというわけですね。
なんというか、その洒落っ気?ユーモア?のセンスに、呆れるというよりひたすら感心、感動してしまったのを覚えています。
すごいですよね。こういうの。探せばまだまだこういう感じの店名や商標があるかもしれません。