蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

リモコンヘリコプターのおもちゃ

クワッドコプターのドローンにはもう一つ食指が動かないので、中国通販でヘリコプター型の赤外線リモコンおもちゃを見つけて買ってしまいました。

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届いた小包は見事にひしゃげていて郵便局の配達員さんが大丈夫ですかね?と言ってくれましたがどうにも仕方がありません。

開けてみたら危惧した通り、運悪く折角の梱包材も役に立たない方向からひどく押しつぶされたようで、プロペラも足も酷くひん曲がって困った状態。

でも金属フレーム部やギアなどはほぼ大丈夫だったのと、可塑性のある丈夫な材質だったので無理やり曲げ直し、プロペラは付属のスペアパーツに交換して修復します。

マニュアルを見ながら充電し、おっかなびっくりコントローラーのスティックを操作すると無事飛んでくれました。

構造は二重反転のローターの上にローターと連動する錘が付いたバーがついていてこれは姿勢安定のためでしょうか。テールローターはピッチコントロールのため上向きについていています。

結構操縦が難しくて凄い勢いで壁や天井にぶつけてしまいましたがぜんぜん大丈夫なくらい丈夫でおどろきました。ただ充電池の容量が小さくて出力が安定しないせいかスロットルの操作が微妙で時間が経つにつれてホバリングが不安定になります。でも遊ぶには十分です。

このおもちゃの仕組みをもう少し詳しく知りたくて検索したら下の様なページがヒットしました。

cookierobotics.com

勉強になります。

しかし、ほぼ同じものがドンキでも売られていたのですね。手に入れたのよりはるか&はるかに安い値段で!日本語マニュアル付きで!立派なパッケージに入れられて!、しかも、もう10年以上前からあるロングセラーだったなんて……

なんかちょっとものすごくショック?でしたが、たまたま中華通販サイトのスパムメールで見かけて、興味を持って、よく調べもせずに注文して、配送を追跡して届くのを待って、酷くひしゃげた段ボール箱に驚いて、困ったなあと思いながら箱を開けて取り出して、案の定あちこちひん曲がっていて、恐る恐る無理矢理ひっぱたり曲げ直したりなんとか修復に成功?して、英語マニュアルを一所懸命辞書引きながら読んで、スマホのUSB電源アダプターを引っ張り出してきて、機体のバッテリーを充電して、コントローラーに乾電池入れて、おっかなびっくり飛ばしてあちこちに派手にぶつけて、それでも壊れなくて感心して喜んで、適当な段ボール箱を裏返して専用収納箱を作って保管するまでのわくわく&夢中体験を買ったと思えば、それはそれなりに、その楽しみに引き合う値段だったと思います。

もうちょっと上手く飛ばせるまで遊んでみようと思います。