体験搭乗させてもらった機体です。
実際にグライダーで空を飛ぶ感覚を、自分の身体と五感で知ることができたことを、帰宅した今になって感じています。
操縦しているのではなく乗せてもらっているだけなので自分の皮膚感覚で体に風を感じたということではありません。
後部座席のインストラクターから上昇気流に乗ったよと言われた後に、一歩遅れて機体と自分の身体が昇る感覚に気づき、すばらしく幸せな気分を感じていたその瞬間を繰り返し思い出して味わっています。
想像以上に静かな風切り音にも感動しました。
搭乗中にすこしだけ操縦桿を握らせてもらいました。触れるのが初めてだったこともあって、安定を失うことが恐ろしく、エルロン、ラダー操作のフィードバックの感覚がつかめずほんのわずかな動きしか試せませんでした。それが妙に心残りです。
降りてから、上空でクラブメンバーの機体が大きくバンクして旋回するのが見えて、あんな風に飛べたらと思いました。
また、見学、体験搭乗ができたらと思います。
とりあえずは模型のモーターグライダーを手に入れて飛ばしてみようかなと考えてます。
大学の航空部(グライダー部)を描いた劇場アニメ「ブルーサーマル」がもうすぐ公開されるそうです。ぜひ見に行きたいと思っています。
日本グライダークラブ板倉滑空場にて。
追記;
実は、高所恐怖症?です。ビルの屋上やベランダデッキなど高い所に立つと身体がぞわぞわし本当に震えが走ります。
旅客機も少し苦手です。
でもグライダーや小型飛行機の操縦席は少し違います。
自分の身体の感覚で風を捉え空気にしっかりと支えられて空中にいるように感じるからだと思います。
操縦できればきっと確実にそうなのだろうと思います。