アニメ「スーパーカブ」、たまたまビデオのアニメ枠毎週録画予約をほったらかしにしていて録画が溜まっていたのを3話いっぺんに見てすっかり気に入ってしまいました。
しかしまあなんとセリフが少ないのに濃密な展開にちょっと感動。技術的な描写も嬉しくなるくらいだし、他のアニメの倍くらいの長さに感じます。
4話まで視聴して、いまのところ、売れるドラマの必須要件である人間的、人間関係的な「障害と対立と葛藤」が殆ど見えず、罵り合いも殴り合いもラブシーンもなく、愛と涙と笑いと感動に乏しく、言葉少なに月の光の色調をベースに坦々と進んでいく物語展開が、個人的にとっても好ましく、通して3度も見なおしてしまいました。
ただ「親なし」設定に今後妙な人間ドラマの展開が入り込んでこないかの不安が少し。このままずっとこの雰囲気で行って欲しい気分です。
調べたら、原作小説とコミックがあるのですね。でもこれは今しばらくはこのままアニメで楽しもうと思います。
スーパーカブは、大昔に友人のを借りて少し乗ったことがあるきりで、印象としては決して軽快ではなかったけれど、とても安定して乗りやすい原付バイクだったなあと懐かしく思い出しました。
確かウチにも模型があったはず、と探してみたらフィギュア箱の奥底から見つかりました。郵便局バージョンも出てきたのにはびっくり。
1/35と1/24のモデルです。良いですねえ。
でもちょっと小さく軽すぎてもう一つ印象が一致しません。
もう少し大きくて重量感のある模型がないかなあと検索したら、組み立てプラモデルのほかに完成品の1/12ミニカーがあるのを発見。
出前機付きのものが、アニメで小熊が乗るスーパーカブと同じメタリックグリーンだったので、はっと気付いたら、迷わず?ポチってしまっていました。
届いたモデルを開封し、出前機を取り外してみたら……うん、良い……
ダイカストフレームなので持ち上げた時に重量感があるし、リアル過ぎない適度な精密さでいかにもミニカーっぽいのも気に入りました。
アニメとともにしばらく楽しめそうです。
アニメがブームになって、小熊や礼子のフィギュアや礼子の郵政カブチューンナップバージョンのモデルが出ないかな、などとちょっと期待していたりします。