蕗狩軽便図画模型工作部日記

ー シュレマル工房 覚え書き ー

簡易ボール盤をつくりました

Amazonで安価な12Vモーター付きドリルチャックを手に入れました。

ドリルチャックはテーパースリーブを介してモーターシャフトに取り付けます。

ハンマーでチャックにスリーブを叩き込み、スリーブの穴が少し緩めなので、振れが最小になるように調整しながら2本のイモネジを締め付けて固定しました。

1ミリドリルを回して爪の先を当て、断続的に弾かれるほどの振動がないことを確認。

(注:連続的に細かく僅かに弾かれるような振動は許容範囲。振れが大きいと少し強めに断続的に不規則に弾かれる感触になります。弾かれた後再度爪の先が触れるまでにわずかですが時間がかかるせいでしょう。爪の先の代わりに金属棒で触れると感触に加えて音でも判断できます。)

購入して40年以上一度も出番が無かったリューター用スタンドに、3Dプリンタでつくったスリーブを噛ませて取り付け、簡易ボール盤の出来上がりです。

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12V、3Aのアダプターで駆動すると2ミリドリルでも厚さ2ミリの真鍮板になんの問題もなく穴を開けられました。

十分役に立ちます。

ただ、モーターシャフトの太さが2.3ミリしかないので、ドリルを取り付ける際にキーを捻るとシャフトに力がかかって曲がってしまわないか心配ですが、今のところは大丈夫そうです。

後から、もうひと回り大きな24Vモーターがついたセットが売られていたのに気づいてこれも購入する事にしました。そちらの方がシャフトも太いのでもう少し安心して使えそうです。