マルくんの残った右眼は、やはり見えなくなってしまいました。左眼球摘出手術時に神経を傷つけてしまったのだろうと思いますが、もうどうにもなりません。
自分も何度も手術を繰り返していてそう言う危険、命にかかわる危険もありえることは十分理解しているつもりでしたが、自分自身ではなく他人、この場合はマルくん、に起こった場合には話が違います。
どうしようもなく可哀想で申し訳なくてなにもできなくなっていたのですが、もう一度今の状況を診てもらって、回復は望み薄いがこれ以上身体に影響が広がる可能性は少ないし、聴覚や嗅覚が人間に比べて発達しているので極端に動けなくなってしまう事もないと知って、ほんの少しですが心が落ち着きました。
身体も大分回復してきて痛みも少なくなってきたのか、家の中で時々家具にぶつかりながらもあちこち器用に歩いています。
こういうページも見つけました。
決して絶望する事もないのだと知って、家内と一緒に読んでどうしてあげれば良いのかこれからの見通しができて少し楽になりました。このページに感謝です。
マルくん、本名?はマルコポーロと言います。長いので普段はマルくん、マルちゃんと呼んでいますが、目が見えない分、これからはもっと名前を呼んで可愛がってやろうねと話しています。
家の中も障害物を減らして綺麗にしないといけません。