蕗狩軽便図画工作日記

ー シュレマル工房 めもらんだむ ー

機関車の灯油丸洗い

中学校の技術家庭科の授業で使い古した自転車の分解組み立てをやった経験のある方はどれくらいいるでしょう?

バラした部品を一つずつ灯油を入れたバケツ?の中でブラシで擦りながら洗浄して組み立てたらびっくりするほど綺麗に調子良くなるのに感激したのを覚えています。

鉄道模型などの精密玩具にそれを適用するなんてもってのほかの様に思いますが、やってみると意外に行けるもので、明らかに調子良く走ってくれる様になります。

きっかけは、大昔のTMSに紹介されていたヨーロッパメーカーの車両丸洗いクリーナー。上下にスポンジクッションが付いた透明プラ円筒に車両と洗浄液を入れてシェイクするというもので、蓋の取手にゴム紐をつけて天井から吊り下げぶよんぶよんと上下させて遊びながらクリーニングするという方法もある、などと書かれていました。取り出す時は蓋についている針金で引っ掛けて取り出す様になっているとのこと。

洗浄液の正体がわからないのですが、自転車と同様、灯油でええやろ、知らんけど、ということで数十年前からときどき、古くなって油や埃が固まったりして動かなくなったと思しき機関車をタッパーに入れた灯油にドブ漬けして振り回し、取り出してよく乾かしてから、上回りを外したりしてモーター軸受けほか必要なところに注油して、見事調子良く走る状態に復活ということをやっていました。

いままで他人に言ったことはなかった様に思いますが、もう自分もいかげん老齢だしこういうアホなことやってたことをバラしてもいいかという気分で書いています。もちろん他人に見せようなんて想ってもなかったので作業中の写真はありません。

スチロール樹脂整形のものは危ないかなあとも思いますが、いまのところ大丈夫な様です。缶モーターはやめたほうが良いだろうと思いますが、気付かずにやっちゃったものもあります。それでも良く振り回して灯油を出し切り乾燥させたら結果オーライで、結構大丈夫なものだと感心しました。でもこういう乱暴なことは絶対におすすめいたしません。

下は、たまたま撮ってあったバックマン路面電車の下回りとモーターをバラして灯油洗いの図。瓶の灯油に放り込んで振り回すと、灯油が黄色く濁り、煤や金属粉みたいなのが結構出てきて、組み立てて再注油するとみごと無茶苦茶調子よく力強く走ってくれる様になりました。

Nゲージ機関車なんかは分解もせず丸のままドブ漬けしてますが、運良く?ほぼ問題ないです。べつに塗装が傷んだということもない様ですが、繰り返し決しておすすめはしません。

自作品やキット組み立てで自分で塗装したものや、いろんな接着剤を適当に使っているものなどは流石に溶けてきそうなので、灯油丸洗いはやりません。

ということで、こういうメンテ?方法もあるよということを記録公開しておきたいと思います。

しつこい様ですが、決して真似はしないようにしてください。責任なんて持てませんし、やってみると運が良ければ間違いなく調子よく走る様にならないこともないと保証しないでもありませんが、やってみて損にはならないとは保証しかねるので、あくまでもご自分の判断と責任においてトライされるかどうか決めることをお勧めします。